白戸夏実
夜間部(ブライダル科) 卒業
株式会社C・B・H(ウエディングプランナー)
菅谷汐里
ブライダル科ウエディングプランナーコース 卒業
アマンダンセイル レストランサービス部門
婚礼サービス、レストラン宴会サービス
入社後ウエディングプランナー経験→産休・育休→現職に復職
鈴木莉子
ブライダル科ビューティスタイリストコース 卒業
MIRRORMIRROR 千葉店(ベイサイドパーク迎賓館千葉みなと インショップ)
ドレスコーディネーター
結婚式での衣装選びのお手伝い
仕事について
1
どんな理由で「ブライダル科」を希望したのですか?
白戸
小さなころから人を笑顔にしたり、人の笑顔に触れているのが好きでした。ウエディングプランナーは新郎新婦やゲストのみなさんの笑顔に触れられる仕事であり、人生でもっとも幸せな瞬間に携わることができるのが魅力です。夜間部でもウエディングプランナーになるために必要なことをすべて学べる環境があったので、ITHBの夜間部ブライダル科への入学を選びました。
菅谷
たくさんの人に感動や幸せを届けられるようなお仕事を考えた時にウエディングプランナーを思い浮かべました。また、結婚式に限らず、ホテルマンやイベント会社等多様な就職先を考えられる為プランナーコースが良いと思いました。
鈴木
元々ドレスや和装に興味があったからです。
2
実際に働いてみてどう感じてますか?
白戸
日々のお仕事の中で「もっとこうすればよかった」など反省することが多々ありますが、それでも楽しく充実した日々を送ることができています。自分が思い描いていた「人の笑顔に携わることができる仕事」をできていることが嬉しいです。
菅谷
「人のために生きよ」という社訓に心を揺さぶられ説明会に参加し、キラキラ輝く先輩方に憧れを強く感じた為入社を決めました。6年の勤務後2年間の育休を経て子育てとの両立をしている今、常に仲間の温かさ、スタッフ一人ひとりがいきいきと働ける環境というのを身にしみて感じています。スタッフが幸せであってこそはじめてお客様を幸せにできるという会社の考えのもと、毎日を楽しみながらお仕事ができています。
鈴木
入社前は不安でいっぱいでしたが、職場の先輩方が温かく、日々新しい学びを得ることが出来ています。なによりもお客様の一生に一度の結婚式に携わることが出来る幸せな仕事だと思います。
3
普段どんなことを心がけて働いていますか?
白戸
ウエディングプランナーは人の幸せな瞬間に携わる職業なので、絶対にネガティブワードはいわないということを心掛けています。挙式当日の朝は「おはようございます」ではなく、「おめでとうございます」と最初に声をかけます。小さいことかもしれないですけど、「おめでとうございます」と朝から言われる日は少ないと思うので、特別な日を演出するためにそういったことを心掛けていますね。
菅谷
一期一会を大切に考えています。
出逢ったすべての人に、少しでも元気を与えられたら、少しでも幸せを感じていただけたらと思い過ごすようにしています。
鈴木
一番大切にしているのは「寄り添い」です。
お客様と近い距離で関わるからこそ、相談しやすい人でありたいと思っています。
4
仕事をしてきて一番嬉しかった出来事は
ありますか?
白戸
はじめて担当した挙式を無事に終えられることができた時は、とても達成感や充実感がありました。何カ月もの間、新郎新婦ご夫婦とやり取りやお打ち合わせを重ねてきて、「挙式当日にミスが起こったらどうしよう」と不安になることもありましたが、当日を無事に終えて、みなさんの笑顔を見た時にとてもホッとしました。この仕事に就いてよかったなと改めて感じた瞬間でした。
菅谷
コロナの影響でやむを得ず結婚式を延期。なかなか復興の目処が立たず、キャンセルをも考えていた新郎新婦がいらっしゃいました。お打ち合わせの際は、悔しくて涙されることもあったおふたりでしたが、規模縮小や感染対策、コロナ禍でもゲストに楽しんでいただけるような内容をご相談し、当日は無事おふたりもゲストも最高の笑顔でお過ごしいただけました。式後は、「どんな形であってもここでやってよかった」と素敵なお言葉もいただき、私もたくさん悩んだお式でしたのでとても嬉しかったです。
鈴木
担当したお客様から「今後も鈴木さんに担当してほしい」と言っていただけたことです。
5
成功談と失敗談(辛かったこと)があればお聞かせください。
白戸
【成功談】
ある結婚式の写真撮影の際に、新郎新婦ご夫婦から「白戸さんも一緒に撮りましょうよ」といっていただいたことがありました。人生の大切な瞬間にご一緒させていただけるということは、それだけお打ち合わせなどの際にお二方と信頼関係を築けていたからこそなのかなと思いました。
【失敗談】
ある結婚式を担当する機会があったのですが、その式場はチャペルから見える景色がとても魅力的な場所だったんです。結婚式前日は天気が良く、かなりよいロケーションだったのですが、挙式当日は雨が降ってきてしまって、本番前に新婦さまが泣いてしまうことがありました。なんとかポジティブな言葉をかけ続けて明るい雰囲気づくりを心掛けたのですが、天気だけはどうすることもできず。結局、写真撮影の際には天気も回復して新婦さまも笑顔になったのですが、この時は自分の力不足を痛感しました。
鈴木
接客に出るための研修期間ではうまくいかないことが多くありましたが、実際にお客様の前に立った時に研修での学びが大いに生かされて自分の力になっていると実感しました。
6
スキルアップのために自主的に取り組んでることはありますか?
白戸
同じくウエディングプランナーをしているITHBの同期と定期的に会い、お互いどんなことがあったか、どんな仕事をしているかなど情報共有をするようにしています。挙式でどんな企画やプロデュースをしたかといったことを共有し合うことで、アイデアや引き出しを増やすことができるのでとても助かっています。
菅谷
気になることやわからないことは必ずそのままにせずすぐ調べるようにしています。また色んなことに興味を持ち、やってみる、挑戦してみるという心構えを大切にしています。
鈴木
SNSでブライダルだけでなく幅広い分野のトレンドをキャッチすることや、本を読んで美しく素敵な言葉の言い回しを学んだりしています。
7
この仕事の魅力はどこにあると思いますか?
白戸
新郎新婦から「担当が白戸さんでよかったです」という言葉をいただいたり、笑顔を見せていただくと本当にこの仕事をやっていてよかったと思います。長期間にわたって新郎新婦やそのゲストのことを考えながら働くことができるのは、とてもやりがいもある仕事だと思います。
菅谷
以前プランナーとして担当させていただいたお客様が、その後の記念日やクリスマス等のイベント時に毎年会いにきてくださいます。また私自身の結婚式には祝電をお送りくださったりと、式後も素敵なお付き合いをさせていただいています。
一緒に働く仲間は、共に考え悩んだり、自分以上に喜んだりしてくれます。人の今後の人生に関わるお仕事というのが責任を感じつつも魅力に感じますし、素敵だなと思う人とたくさん出逢える環境があるなと感じます。
鈴木
一番近い距離でご結婚式当日までのお手伝いができることだと思います。お客様がドレスをお召しになって、ぱっと笑顔になる瞬間を見るとやりがいを感じます。
ITHBについて
8
ITHBでの学びは現場で生きてますか?
白戸
ITHBでの2年間で学んだことはいまの仕事にも間違いなく生きていると感じています。実践的なことを授業や演習で学べたことで、実際の現場で知るような知識や経験を学生のうちから積むことができたのは大きなアドバンテージになっていると思います。夜間部には仕事をしながら勉強をしたいという方も多いと思いますが、仕事と学業を両立しながら学んでいくには最適の環境だと思います。
菅谷
リアルウエディングや模擬披露宴など、現場に出た時と同じようにチームプレーを必要とする授業が沢山ありました。色んな意見がある中で一つの事をやり遂げるという大変さと達成感を体験でき、自信にも繋がったと思います。テーブルセッティングは、現場では丁寧さと素早さも求められます。授業でたくさん練習できた為、入社後すぐに活かすことができました。
鈴木
ドレスや和装について幅広く学ぶことが出来たので、単語を知っているというだけでもかなり助かりました。また、現場ではドレスを縫うこともあるので裁縫の授業があったのもよかったです。
9
ITHBに通って良かったと思うエピソードはありますか?
白戸
とにかく濃く実りのある2年間の学生生活を送れたことはとてもよかったです。同期はもちろん、先輩や後輩、先生方もとても親身になって相談に乗ってくださるので、就職活動の際にもとても心強かったです。さまざまな企業とつながりがあるので、実習や研修で本格的なことを学べるのも魅力的ですし、他の方にも自信を持っておすすめできる学校です。
菅谷
ブライダルだけでなく色んな学科の人と交流する機会があり、卒業してからも情報交換をしたりと、交友を深めています。また、先生方が皆さん明るくて気さくな方が多く、その姿を見て何事も楽しむということを教えていただきました。人と関わるお仕事をするからこそ、色んな人と交流し楽しむことができた学生生活はとても充実していたなと思います。
鈴木
ドレスショップでインターンが出来たことです。あのインターンを経験したからこそドレスコーディネーターになるという明確な夢を持つことが出来たと思います。
10
先生からの忘れられない言葉があれば教えてください。
白戸
就職活動のときにすごく親身になって先生方が教えてくださって、先生や仲間がいたから頑張れたと思います。「白戸さんなら絶対にできるよ」と自信を持たせてくれたので、面接などもうまく行きました。就職活動は学生にとって一番の難関だと思うので、そういう時にサポートしてくださってありがたかったです。
鈴木
「鈴木さんなら素敵なドレスコーディネーターになれるよ」と背中を押してくださったことが本当に嬉しかったです。
11
他の学校にないITHBの魅力とは?
白戸
実際の仕事にも生かせるような実践的な授業が多いことが魅力だと思います。夜間部では、アルバイトとしてお給料をいただきながら実際にホテルなどで働くことができます。千葉県の専門学校で唯一夜間部があるのがITHBですし、一度社会人を経験してから学び直しの場として入学してくる方も多いです。現場のリアルを学生のうちから体験できるのは非常に貴重なことだと思いますし、とても実りのある時間になると思います。
鈴木
先生と生徒の距離が近く、いつでも相談しやすい環境が整っていたと思います。